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25・26日、高松で「香川レインボー映画祭」
2006/11/20 09:27

 性とライフスタイルの多様性をテーマにした「香川レインボー映画祭」が二十五、二十六両日、香川県高松市サンポートのe―とぴあ・かがわで開かれる。スクリーンに映し出された映像は、日常生活で見落としていた「何か」に気づかせてくれるかもしれない。

 同映画祭は、ゲイやレズビアンなど、いわゆるセクシャルマイノリティーへの理解、認識を深めてもらおうと昨年スタート。「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」「関西クイアーフィルムフェスティバル」など、大都市では先駆的活動があるものの、同様の試みは中・四国で初めてで、一日のみ三プログラム(計九作品)の上映ながら、延べ三百十人が訪れた。

 ことしは高松市と同市教委の後援を受け、二日間六プログラムに拡大。応募のあった一作品を含め、国内外のインディーズフィルム十三編を厳選した。

 長編「誓いますか?/誓います」(米国)は法的視野から同性愛を描いた作品。「ケート・ボーンスタイン」(カナダ)は上映時間四分の短編で、男性と女性を分類する「定義」に疑問を投げ掛けている。

 二十六日のFプログラム(午後五時開演)では、上映前に、レズビアンであることをカミングアウトした尾辻かな子大阪府議がミニトークを行う。

 同映画祭実行委では、「セクシャルマイノリティーについて考える絶好の機会。気軽に参加してほしい」とPRしている。

 入場料は各プログラム千円。詳細は同映画祭ホームページ、http://www.kagawa-rff.org/


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